「SAX/POPS/紙芝居!」
小澤敏也が心の師と慕った「おおたか静流&アジアンウィングス」のリーダー佐伯雅啓さん(広島OTIS)が、東京にいらっしゃるチャンスに、このようなイベントを企画しました。
梅津和時さんは、いわずと知れたサックスのあの、梅津さんです。
紙芝居も、佐伯さんのおすすめのちょっと東京では、滅多に観られないパフォーマンスだそうです。
そして、今回、このイベントのご予約の承りの窓口を「小澤敏也オフィスジングルジム」で、取り扱いさせていただく事となり、当日のスタッフも、小澤敏也の兄和也、姉恵子も参加で、小澤ファミリー総出でお手伝いをさせていただきます。
会場は、「ここが東京?」と思うくらいの、玉川上水のほとりにある、音楽に親しむためのスペースです。
カフェも隣接していますが、pm5時までなので、お腹が空きそうな方は、駅から点在している音大生ご用足しの飲食店を前後にコースに入れても良いかもしれません。モノレールで数分の立川に出れば「立川ラーメンスクエア」や、IKEAのフードコート、駅ビル群もあります。小澤敏也がご用足しだった古着屋の「ドンドンハウス」は、駅前から、車で5分ほどの新青梅街道近くにあります。
西武拝島線で、新宿からも直通できます。小澤敏也の墓前は、この沿線の田無駅です。
2015年5月31日日曜日 open 17:30 start 18:00
「SAX/POPS/紙芝居!
玉川上水ステッチ 東京都立川市柏町4-77-1
お問い合わせ先
坂本真理
pandeiro☆pandeirocker.jp(☆を@に変換をお願いします。本HPのメールリンクから飛べます)
件名を「ステッチ予約」としていただき、代表者氏名、枚数、連絡先を明記してください。
予約完了メールに、ご予約番号を発行します。それをもってご予約完了となります。
梅津和時+ウパシクマ オープニングアクト:ミキナカムラ
前売り 2000円 当日 2500円 学生 1500円 小学生以下無料
[ステッチ] http://www.t-stitch.com/
立川市柏町4-77-1
問い合わせ・お申し込みは、坂本真理(小澤敏也オフィスジングルジム)
FBにもイベントページがあります。そちらでも、ご予約を承ります。参加表明ボタンを押し、コメント欄に枚数をご記入ください。折り返し、予約番号を発行させていただき、予約完了となります。(お名前がわかりづらい方は、メッセージにて、ご連絡をいただけると助かります。参加ボタンのみでは、番号は発行いたしかねますので、ご留意ください。)
小澤敏也パンデイロッカーホームページと、FBの予約番号は、重ならないように留意するつもりです。ホームページ予約の方も、参加表明ボタンを押す事は可能です。
お問い合わせは、本メールで対応させていただきます。直前になりましたら、当日用に、電話番号を本欄にて、お知らせいたします。会場までの道などのご案内に対応するつもりです。
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佐伯さんと小澤の物語をひとつ
佐伯さんが、小澤敏也を知ったのは、大阪で開催されたパンデイロWSを広島から受講されたとき、
その教え方で人となりを感じて、一回も楽曲の演奏を聴いた事はなかったけれど、
自分がリーダーをしているバンドに誘おうと思ってくださったそうです。
「パンデイロワークショップがなかったら、佐伯さんに会えなかった。」
「佐伯さんに会えなかったら、おおたか静流さんにも会えなかった。」
そんな話を何回も聞かされていました。
2007年 10/21 に、小澤敏也のご母堂様が、他界されました。三人兄弟の末っ子で、甘えん坊の「とっちん(小澤の家族内での愛称)」は、気持ちの切り替わる間もなく数日後の 10/27に、アジアンウィングスに初参加をします。そして、その後の、2008年 8月に、ノルウェーへのツアーに参加。経費節約のための相部屋で、バンマスの佐伯さんと同室になり、そこで、被爆地広島を故郷に持つ佐伯さんの平和への思いなどを聞いて、目から鱗が落ちたと言っていました。
8月6日の黙祷の日。
小澤は、可能な場合は、絶食をしていました。(ライオンキングの時には、舞台を優先のために断念をしていました。)
佐伯さんは、ご自分のグループに小澤を誘ってくださっただけではなく、ハシケンさんや、遠藤ミチロウさん等、小澤がミュージシャンとして、成長できる出会いも贈ってくださっています。
小澤から聞く佐伯さんの話は、「佐世保バーガー」だったり、「みっちゃんのお好み焼き」だったり、ただ導く師ではなく、佐伯さんは、小澤と音楽で対話しながらも、同じ時を生きている人間同士のつながりを感じる暖かさを持って接してくれていたように感じています。
心配をかけまいと、佐伯さんに対しても、小澤は、闘病中も自分は癌ではないと偽り、回復を約束していましたが、その時、私が聞いた佐伯さんの声は、荒ぶった怒った声で、
「みんな、心配しとるんだからな!」
と、言われたような記憶が残っています。2013年8月6日の事です。
亡くなった後、いくつかの追悼の会を佐伯さんとは、全国のいろんな地域でご一緒させていただいていますが、そんな中で、佐伯さんのおっしゃったことばは、
「小澤さんがいないと不便だよ。」
という、本当に近しいものだけが感じる、飾りのない言葉でした。
寂しいとか、残念という意識よりも、近いものだけが感じる感覚だと、
私自身も本当に思っていることです。
KING佐野篤さんも、「パンデイロヲタタケバ」(偲ぶ会)を企画している時に、
「こんな時に、みんなの意見をまとめるのが、ベクトル(小澤)だったんだよなぁ。」
と、言っていました。
だから、今回、小澤敏也のきょうだいたちと、小澤のスタッフだった私とで、
佐伯さんが、なるべく「不便」にならないようにお手伝いがしたいと思いました。
個人的に、楽しみにしていることは、
佐伯さんが、どんなファッションでおしゃれをしてくるかなぁ〜という事です。
小澤は、ファッションセンスにおいては、
「佐伯さんと俺は、イーブンだからね。」
と、ほぼ同格だと、自負していました。
衣装を選びに店に入ると、
「おれは、佐伯さんっていう感じの赤だね。」
と、民族調のレッドを見つけると嬉しそうに自分の身体にあてて、佐伯さんの得意な目線をはずすポーズをしていました。
このホームページをご覧になっている方で、
「東京には、遠くて来られない」という方がいたら、
じゃ、ぜひ、広島・平和公園近くのLIVEの見られるテックスメックス・ビーガン料理の「OTIS」に行ってみてください。ビーガンのケーキもタコスも絶品です。そして、そこで佐伯さんと、小澤の話をしてみてくださいね。
「パンデイロッカーHP」をみてきました。
そんな出会いがまた新たにあったら、素敵ですね。