2015.9.21 Asian Wings in 空想の森映画祭(新内ホール)
(写真提供 菊地幸一さん)
2015.9.21 おおたか静流&Asian Wings in 空想の森映画祭(新内ホール)
おおたか静流 (歌)
佐伯雅啓 (ウード、三線、ギター)
居森やよ美 (歌、エレクトリックエフェクト、ジャンベ)
児嶋佐織 (テルミン《世界最古の電子楽器》)
田中峰彦 (シタール《インドの弦楽器》)
田中理子 (タブラ《インドの太鼓》)
嵯峨治彦 (馬頭琴、喉歌《モンゴルの弦楽器と一人二重唱》)
2013年8月に引き続き、新得でアジアンウィングスのケアをしてくださっている菊地さんによれば、
小澤敏也は、天国より参加で、リハから皆さんと一緒だったそうです。
遺影も置いていただいて、
大好きだったアジアンウィングスの皆さんと一緒に大笑いをして、
ツアーを楽しんでいたのだと思います。
小澤本人の携帯に、
自身のために撮影したメモがわりの映像を見つけました。
「みなとや」さんのおそば。
ステージの小澤のポジションから見える風景
札幌公演後、シズリンから記念でいただいた「シズリンTシャツ」
小澤が、膵臓癌ステージ4の状態でも、ツアーに参加ができたのは、
気心の知れたメンバーたちが、何も病気に触れずに、明るく接してくれたこと。
受け入れ先の菊地ご夫妻が、玄米を自宅から炊いて持参してくれるなどの、万全の受け入れ態勢をつくってくれたこと。
他のメンバーには、わからないように、演奏以外では、痛み止めの「オキノーム」を服用していたために、乗り物のチケット管理や、ホテルの部屋番号などの管理に不安があることと、食料の調達、そして、もしも、自分が現場で息絶えたとしても、他のメンバーには迷惑をかけないためという事で、特別に、個人マネージャーとして、筆者の同行を主催者様に認めていただいたこと。
小澤がなくなって、2年がたとうとしていますが、時が経つにつれて、
小澤はよく、こんなにも、自分自身を律するだけで大変なときに、後々に残された身近な人たちへの配慮をしていったのだなぁ〜と、感じいってしまいます。
菊地さんは、夏のツアー後も、小澤の体調を気にかけてくださって、
旬になると、「とうもろこし」や、「きたあかり(じゃがいも)」を小澤のために、送ってきてくださいました。そして、それらは、ちょっと多めに入っていたので、私の勤務園の園児たちも、おすそわけをしてもらいました。小澤は、自分宛にきたお土産が、園児達の口に入ると、それはそれはよろこんでくれました。
今回は、このツアーに、
小澤和也(兄)と、有山恵子(姉)も同行させていただいたそうです。
新得はもう、新そばだそうです。