マルコス・スザーノCD鑑賞会

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動画を追加しました。8/25

鑑賞会「マルコス・スザーノ」パンデイロの魅力

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8月21日(土)
マルコス・スザーノCD鑑賞会
国立 NO TRUNKS にて

DJ  ナギラ(珍屋、国分寺北口店店長)
エリカワ(disk union新宿ブラジル音楽担当)
パンデイロ解説  小澤敏也

なぜに今、マルコス・スザーノなのか
二人のDJの思いが、よく伝わりました

選曲には僕も関わりまして、97年にレニーニ&スザーノで来日する前後に購入したCDを選びました
13年の歳月が過ぎたのか・・・

パンデイロ解説では、やはり「サンバタウン」の「パンデモニウム」「ジャングルサンバ」をとりあげました
あの頃、革命的ショックを受けたテクニックでした
最近の僕の生徒さんの中には、これらを知らない人もいる
13年の歳月が過ぎたのか・・・
解説のためパンデイロを叩いているとき、スザーノ奏法を習いたての頃
昼夜をとわず叩いていたのを思い出して
懐かしい気持ちがわいてきました
この鑑賞会は、僕にとっても意義があるものだと感じました

ナギラくんに「NO TRUNKSのサウンドシステムで大音量で聴くのにお薦めなのを」
というリクエストをもらっていたので「カルロス・マルタ  ピフィ ムデルノ」を選びました
1曲目、ライヴでもオープニングナンバーだった「トゥフィジーニョ」
ピフィのイントロからザブンバの1拍フィルで打楽器3人のグルーヴがいきなりうねりだす
ライヴで背筋がゾクゾクっ!とした感覚とまったく同じものを感じた
本来ザブンバがいれば低音を担当するわけだが、スザーノがザブンバよりさらに低音でパンデイロをたたく
二つの楽器の低音メロディーが鮮明に聴こえる
さすがNO TORNKS自慢のアルテックスピーカー
大音量にすっかり興奮!
それまでパンデイロ技術解説を冷静に(?)おこなっていたのですが
この曲でスザーノの「新しいこと」にチャレンジする「心意気」について解説することに火がついてしまった
本来ナギラ、エリカワ両氏が曲について解説すべき場面でも、僕が「心意気」について熱弁をしてしまい・・・・
なんだか「マルコス・スザーノの心意気講座」みたいになってしまった・・・

ナギラくんが「フラッシュ」「アタラシ」や沼澤さん関係の曲の解説を、音楽ファンとしての切り口から実にうまく話してくれて
「CD鑑賞会」としてのかたちを整えてくれました

エリカワくんが「最後に小澤さん、ブラジルの他のパーカッショニストとスザーノ、違いや共通したところは?」
という質問をくれちゃったもんだから
「ブラジルのパーカッショニストはみんな心意気がすごいんだぁ~」というような壮大な内容の答えをしまして
無事に「マルコス・スザーノの心意気講座」は幕を閉じました

お客様、ナギラくん、エリカワくん、マスター村上さんには心から感謝いたします
僕だけかなり脱線したにもかかわらず、好意的な評価をしてくれました
もし次回があるなら、ナギラ、エリカワ両氏のように「音づくり」とか「人脈」みたいなこともうまく交えてお話してみたいです

今回、僕はすごく楽しかったです!
パンデイロワークショップみたいにならないようにしないと、と思っていましてね
とりあえず、そうならなかったので良かったかなと

良い機会をあたえてくれてありがとう!
たのしかったぁ~

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