GW ガドガドスーパーライブ
小澤敏也は、こどもの城の開館まもなくから、25年以上音楽事業部でこどもたちとふれあう活動に関わってきました。皆さん、ご存知のように、年があけると「こどもの城」は閉館となります。音楽ロビーの演奏だけではなく、「あつまれ!小学生 ジェンベワークショップ」や、「わいわいスタジオ」では、「KING」の佐野篤、佐野聡兄弟と一緒に「ハイタイムス」というアフリカン要素たっぷりの実力派のコンテンツをこどもむけに展開していました。
その他、ANAの協賛で、欧州、米国へ10年以上も毎年、日本人学校や現地のコミュニティで演奏のツアーを「ガドガド」は行っていました。2013年10月にも、ジュネーブに演奏に行く事を念頭に闘病の調整を行っていましたが、長時間飛行は無理と断念しました。
「こどもの城 ガドガドスーパーライブ」は、一年に一度だけ、珠玉のメンバーが集まるこども向けて発信する本気のライブです。そして、小澤にとっては、兄パーカッショニスト渡辺亮と一緒にこどもになるライブでした。
観た事のない方には、往年のクレージーキャッツのような音楽コントをアフロ、ブラジルのリズム満載で、ジャグリングや手遊びなど、小さいこどもでも楽しめるコンテンツを盛り込んだショウだとイメージしてください。小澤はその中で、ドリフターズのような役割をしていました。長髪を活かして、男にでも、女にでもなれる。おじさんでおばさんでした。
小澤のガドガドの名場面
・赤いウェイターのジャケットを着て、銀のトレーを持って上手より登場。上手なので髪を右にわけている。コント用に上歯右2番に黒いテープを貼って、ニコっと笑う。
次に登場するときには、下手より、左分けで、歯は左2番に黒いテープを貼って登場。
この黒い歯をつくるために、前日に100円ショップで黒い紙をこっそり買っていました。
・ほっかむりをして、ほうきで床を掃いている。ジャグリングの手伝いのシーン。
・パンデイロを3人で曲芸たたき。頭で膝で肘で。でも、言うセリフはひとつ「タンバリン」
*「でんでらキャラバン」やツアー先の訪問する児童施設でも、小澤は「こどもの城」でつちかったこどもと音楽で遊ぶ活動を広げていました。その専門性は、震災以降、とても高く評価をされていました。音楽を届けるだけではなく、「こどもたちには笑顔を届けたい」と言っていました。
ガドガド スーパーライブ!おんがくであそぼう!
こどもの城から生まれた6人組の陽気なバンド“ガドガド”の、歌遊び・ダンス・ジャグリング・楽器紹介などを盛り込んだエキサイティングなコンサート。
入館料のみでご覧になれます。(こども400円おとな500円)
5/5は、お子様無料です。
協賛:株式会社インフィニトラベル インフォメーション
(パートナー航空会社、全日本空輸、エバー航空、チャイナエアライン、キャセイパシフィック航空、ドラゴン航空、ガルーダインドネシア航空、マレーシア航空、フィリピン航空、ロイヤルブルネイ航空、シンガポール航空、シルクエアー)
5月5・6日 13:15、15:30
4階音楽ロビー
GADOGADO(坂口勝・山本誠・渡辺亮・福沢達郎・松本則之・佐藤一人)
今回は、小澤敏也をイメージした曲をリーダーの山本誠が書き下ろしました。
ガドガドのLIVEは、もう来年はここではありません。
ラストチャンスです。