釧路での足跡

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弟子屈でのPPSを見終えた翌日。

小澤助手の坂本は、本業の勤務のために、日曜の最終便にて、東京に戻らねばならないために、

ライブの準備までの時間、釧路でのマネージャーで長年お世話になっていた佐竹直子さんに、

小澤の釧路での思い出の場所を案内していただく事になりました。

 

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小澤にとって、釧路とイコールだったのが、昨年、閉店された釧路ジスイズ。

ここでは、本当に最高の演奏ができたと、小澤からも話してきかせてもらっています。

 

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ジスイズに来る音楽通の大人向けだけではなく、

小澤には、「こどもの城」「全日空協賛 ガドガド欧州、米国公演」(12年連続)楽団「ぺとら」「でんでらキャラバン」でも、実力を発揮していたこども向けの圧倒的なコンテンツを武器に、ここ、釧路でも、その実力を発揮していたそうです。

公園での野外のお祭り。

地元の野外フェスに出演の「道東管隊」へのゲリラ出演。

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釧路港フィッシャーマンズワーフの植物園ドームの中でも、お子様たちを熱狂の渦に導いていたそうです。

年に一度、必ずやってくる釧路にはめったにいない長髪のオーラを放った小澤敏也は、

北大通りを歩いているだけで、

「あ、今年は、今、小澤さんが来ているんだ」

と、ファンの方が、ジスイズに顔を出すほどのインパクトだったそうです。

 

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小澤の兄、和也さんは、前晩に引き続いて、釧路のライブにも参加し、

小澤敏也の兄としてのお役目も賜ったそうです。

そして、受け入れてくださった佐竹直子さんは、私が辿らせていただいたコースと同じく、

兄和也さんにも、足跡を案内してくださったと、

先ほど、無事に羽田に到着した兄さんから連絡がありました。

 

PPSのファイナルツアーには、

助手の坂本は、広島、名古屋(ピカイア祭り)、弟子屈に参加させていただきました。

 

東京で2014年2月3日に行われた遺族主宰の本人の遺言による小規模なお別れ会「パンデイロヲタタケバ」から、大阪での追悼イベントや、フルキングの3ケ月連続公演、アジアンウィングス@ショビシュバ、パサール、OTIS(名古屋と京都は近々)、そして、大阪では11/30にも集まりが予定されているそうです。

いく先々で感じる事は、

亡くなった人を偲ぶには、やはり、形としてのお別れが必要なんだという事です。

浅草サンバカーニバルでも、小澤の写真を背負って歩きながら、

ここにもやはりいろんなお悔やみの形があると感じました。

 

それぞれの場所の、同じ気持ちを共有する同志で、

「小澤さん、この時はこうだったね。」

「こんな事を言っていたね。」

と、共感しあって、しみじみとしたときをすごしてはじめて、

この世にはいないけれど、心の中に生きている存在になるのかもしれませんね。

 

最後の写真撮影は、兄和也さん。

釧路での本当のファイナルの開演前のセット。

PPSのナベさんとやーそさんの二人のライブには、私が観たかぎり、必ず、小澤の遺品が飾られていました。

小澤がステージ衣装を良く購入していた高円寺のベルボトム専門ショップNAKAYAの購入したお気に入りのベルトです。腹水で腹回りがキツくなり、もうベルトがしめる事ができなくなってからも、3本だけ、インテリアとして、療養ベットに飾っていた彼にとって、熱いステージにかかせない気合いの小道具だったようです。

長年の相方であるナベさん、現在のPPSで、小澤のビリンバウの代わりに七弦ギターでビリンバウの音を奏でてくれたり、小澤の野生の雄叫び合いの手を代わりに叫んでくれたりと身を削ってくれているやーそさん、そして、パンデイロ教室の後継者として指定したハセタクの3人に、形見として持っていていただいているものです。(形見分けについても、小澤は生前に、細かく指示指定を遺しており、それはほぼ実行終了済みです)

PPSがファイナルという事は、

もうこのやーそのお仏壇も見納めなのだなぁ〜と、思っていたら、ちゃあんと、小澤敏也に共通する美観を持ったお兄さんが写真に納めてくれていました。

小澤敏也が亡くなった事の報告を、こんなにも長い時間をかけて、実行してくれたナベさんとやーそさん。

本当にお疲れさまでした。

改めて、

PPSは、小澤敏也の貴重な音源も多数残してくれているとその価値を思うとともに、

ナベさんの作曲されたたくさんの曲の中には、

実は、小澤敏也という素材を活かそうとして、最初から企画されているものもあるのでは?という気持ちになるものもあり、実際、私は小澤から、

「また、ナベがすっごくしんどい曲、作りやがって。」

と、多摩湖での連打の練習の時にぼやいていたのを聞いています。

人間の叩くスピードでは、実行不可能なテンポでパンデイロを叩くのに、

ナベは自分はろうろうとトランペットを吹いているのが、不公平だと口を尖らせていました。

これは、想像ですが、

小澤が持っている楽器の演奏テクニックを熟知しているナベさんだからこそ、

書けた、演奏のギリギリ限界ラインの曲がたくさんあると思うのです。

本人は、「このテンポは無理!」って言っているけれど、

負けず嫌いなので、必ずやる筈。

 

長年の相棒のナベさんなら、きっと、そう思っていたのかもしれませんね。

貴重なPPSのCD、まだ購入可能ならば、ぜひお手にとっていただきたいと思います。

再録音は不可能な、貴重な名盤です。

 

ナベさん。ピカイア時代から、

本当にお疲れさまでした。

 

メンバーの死の報告をここまでやってくれるリーダー、

滅多にいないよね。

ありがとう!

 

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